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[トル日誌] 北京五輪 日本VSナイジェリア

トルチエ日誌
北京五輪
日本 VS ナイジェリア


-関連リンク-
日本、2連敗でグループリーグ敗退

元日本代表監督トルチエ氏と
その通訳ダバテイ氏が繰り広げる妄想レビューコーナー。


2008年8月11日 とあるホテルの一室

記者
「トルチエさん、おはようございます。
北京オリンピック男子サッカー第二戦。
日本は1-2でナイジェリアに敗れ、グループリーグ敗退が決まりました。
トルチエさんの率直なご感想をお願いします」
トルチエ
「ウィ~シェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラ」

ダバテイ(通訳)
「これが実力差なのだと、受け止めねばならない現実に
正直、何度目だという思いでウンザリです」


記者
「……。
試合内容について詳しくお願いします」
トルチエ
「ウィシェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラ」

ダバテイ
「勝ちに行ったはずなのに勝てなかった。
反町監督の言う"最強の布陣"で挑んだはずなのに、
局面一つとっても相手を脅かすことができない。
確かに相手は格上のナイジェリア。実力差は当然ある。
しかも昨日のナイジェリアの守備は非常に日本を研究していた。
自陣での危ない場面では厳しいプレスで日本の起点を封じてきた。
だが、対戦相手の研究は日本もやっていたはず。
何より次のオランダを含め、強豪ひしめくグループに入った時点で、
フィジカルや個人技が劣るのは目に見えていた。
日本の身上であり、生命線となる豊富な運動量と素早いパス、
そして的確な連携と連動性が必要不可欠だったことは、
今更語るべきことでは無いはずです」


記者
「確かに、日本が世界と戦うためには必要ですね」
トルチエ
「ウィシェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラ」

ダバテイ
「なのに、アメリカ戦と同じく、
選手は両足に錘をぶら下げているかのように動きが鈍い。
わずか数メートル先にボールを持つ相手にも、
リスクを感じてかプレスに行けない。
リスクばかりに捉われて全体の出足が鈍くなると、
サイドの上がりも遅くなる。
そうなると日本の武器であり、相手にとって脅威である
効果的なサイドチェンジすら見られなくなり、攻撃が単調になるのです。
かと言って中央でドリブル突破を仕掛けても、
キープ力が乏しくファールを奪うことすらできない。
しかも、日本の選手は誰かがドリブルを仕掛けても、
連動して第二、第三の選手がゴールに向かって動き出そうとしません。
ドリブルする選手を眺めているだけ。
つまり、連携が成熟していないのです。
近寄ってフォローに行こうともしない。
こぼれ球や相手に奪われた時のために少し離れて様子を伺っている。
脅威となる第二、第三の動きも、あまつさえフォローすら無い中で、
強引にドリブルを仕掛けたとしても、
相手に囲まれ倒され奪われるのが関の山。
はじめから「ドリブル突破は奪われる」という前提ならば、
ドリブル突破を仕掛けても、「コイツらのドリブルは怖くない」と、
相手に安心させてしまうだけでは全く意味もなく、疲れるだけなのです」


記者
「特にナイジェリアのようにリーチの長い選手達を相手にすると、
どうにも足元でボールを奪われたり、
パスカットされる場面が多いですよね」
トルチエ
「ウィシェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラ」

ダバテイ
「身体的な面で比較しても始まらないのは分かっていますが、
日本が三人四人でボールを奪いに行っても、ファールで抑えるのがやっと。
サイドでスペースを作ろうと右往左往と揺さぶりを掛けても、
相手にとって脅かす位置や動きでない以上、無駄な運動の繰り返し。
攻め疲れてボールの出し所を失った日本が、
安易な横パスやゴール前への放り込みでボールを簡単に奪われ、
挙句カウンターを喰らってしまう。
逆にひとたびボールを持っても、
局面で判断が遅かったり周りが上がらなかったり。
数少ないゴール前に切り込むチャンスはあるものの、
枠に飛ばない。DFに潰される。センタリング精度が低い。
ますます肉体的にも精神的にも疲労が溜まる一方です。
全てがサッカーのデフレスパイラル。
しかも、気温や湿度の面でも東アジア独特の気候は、
日本にとってもかなり有利だったはず。
中国でやることがアウェーだというのは完全に言い訳。
それでも、勝てなかった。
普通に戦って普通に負けたという印象です」


記者
「アメリカ戦は相手に合わせてしまった感もありましたが、
昨日は前がかりに攻めていたと思いますが」
トルチエ
「ウィシェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラ」

ダバテイ
「『勝利への執念』というものは、別に前掛かりに攻めることではない。
それは個人技の優れたチームに言える事であって、
今の日本に必要なのは『チームとしての勝利への執念』なのです。
しかし、見せ掛けだけの一枚岩など、強豪国相手に90分間通用しません。
U-20W杯に出場したチームには、
経験は無かったがチームとしての一体感があった。
だからこそ相手には「波に乗った日本は脅威」に映るのです。
調子の良さを優先し、海外組や新規参入のメンバーで
ここ数ヶ月のうちにチーム構成した急造反町ジャパンが、
相手をキリキリ舞させる連携と連動性を見せられるはずが無かった。
もっともこれはたらればです。しかし、やっぱり結果はそうだった。
"普通に負けた印象"とはそういうことです。
そして、ここまで差を感じるのは、
やはり日本のやるべきサッカーができていないのです。
相手が動き出すよりも0.5秒早く動かねばならない。
それが出来なければ日本は永遠に世界の舞台で渡り合うことはできませんし、
それこそ日本のやるべきサッカー。
今こそ日本の選手も、マスコミも、ファンも、
中田英寿が日本の代表選手に対する印象として語った
「やれるはずなのにやろうとしない」を思い出すべきです」


記者
「なるほど。オランダ戦は少しでもその姿勢を見せて欲しいですね。
さて、その他気になった点などございますでしょうか」
トルチエ
「ウィシェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラビービーケスクセ」

ダバテイ
「なんと言っても実況の鈴木健氏ですね。
資料を読む前に、試合を観なさいってこった」


記者
「……。ありがとうございました。
ところでトルチエさん、なでしこのレビューはしないの?」
トルチエ
「……いや、もうなんか力が抜けてもうた」

ダバテイ
「なでしこ、大どんでん返しに期待する」


 トルチエ日誌 終


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