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トルチエ日誌
ワールドカップ・アジア3次予選
タイ VS 日本

-関連リンク-
日本が3−0で勝利、アウエーで勝ち点3を獲得

元日本代表監督トルチエ氏と
その通訳ダバテイ氏が繰り広げる妄想レビューコーナー。


2008年6月15日 とあるホテルの一室

記者
「トルチエさん、おはようございます。
ワールドカップ3次予選。タイに3−0の圧勝。
首位のバーレーンがオマーンと引き分けたので
日本はアジア最終予選に進出が決定しました。
トルチエさんの率直なご感想をお願いします」
トルチエ
「ウィ〜シェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラ」

ダバテイ(通訳)
「そうですね、ですがこれはあくまで最低限の通過点にすぎません。
三次予選でドタバタしている場合ではありませんので」


記者
「確かにそうかもしれませんね。
では昨日の試合内容について詳しくお願いします」
トルチエ
「ウィシェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラ」

ダバテイ
「日本の圧勝。確かにスコア的にみればそういえるかもしれません。
ですが私は非常に不満の残る印象を受けました。
選手はよくやっていましたし、あの引いた相手に対しては
セットプレーが非常にキーポイントとなります。
その中で中澤、闘莉王が揺さぶりをかけてそれぞれ点をもぎ取った。
非常に良かったと思います。
ですが、それでも最終予選に向けて不安が残りました」


記者
「それはどういった点ででしょうか」
トルチエ
「ウィシェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラ」

ダバテイ
「選手がバラバラなのです。一体感が無い。
昨年でしたかのU-20ワールドユース組のような生き生きとした一体感が欲しい。
確かに海外組との融合が間もないチームですからそれも仕方無いかもしれない。
ですが、そういう意味の一体感ではなく、
勝つという執念に対する一体感がまだまだ足りない。
選手それぞれが恐る恐るプレーしている。
それがパスミスとなって表れ、疲労が蓄積してしまう。
もっと自信を持ちプレーをしてほしい。
たとえミスをしても誰かがカバーしてくれる。
そういう信頼関係を持つことが最終予選には必要だと思うのです。
中村俊輔はそれに気づいています。しかし彼は中田ほどエゴイスティックではない。
そこがまたいいところでもあり悪いところでもある。
日本は技術の面では高いものを持っているにも関わらず、
いざ代表を選ぶとなるとどんぐりの背比べ。
FW、MF、DFそれぞれに
『この選手が居れば日本に喝を入れてくれる』そんなプレーヤーが居ない。
いや、DFに関しては中澤、闘莉王がそれを垣間見せてくれている。
だが、肝心のFWにそんな魅力ある選手が居ないのです。
ワントップで試合をするならばなおのことです。
これが今の日本に足りないものだと私は思うのです」


記者
「なるほど。
メンタル面での課題も日本にとっては得点力と共に永遠のテーマですね」
トルチエ
「ウィシェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラ」

ダバテイ
「例えば先日カメルーンと対戦したU-23。
森本などはワントップとしてその魅力を少しは見せてくれました。
だが、まだまだ若い。その魅力を90分間持続するまでは出来ていない。
決定的なシュートをはずしたこともその一つです。
ただ、一度だけ相手DFの間をかいくぐりゴールに突進したあのシーン。
将来に非常に期待を感じさせてくれるプレーでした。
私は今のフル代表とU-23は殆ど互角ではないかと思えてしまいます。
いや、技術というよりも勝つための精神力において。
これからグループリーグを勝ち抜くにはそれが重要な要素の一つです。
ユーロにおける快進撃を見せているオランダ。
あのチームもファンニステルロイをワントップに、
互いの選手が信頼し、絶妙なバランスを保ちダイレクトプレーを繰り返す。
しかも90分間その精度が衰えないのは無駄な走りをしていないからです。
今の日本は全員が確かに走ってはいますが、それが相手にとって脅威になっていない。
相手を脅かすプレーを続ければ、たとえゴールにならなくても
ますます日本は相手にとって非常に戦いづらい。やりづらいチームになると私は思います。
そのヒントは日本が誇るべきセットプレーにあると私は思うのです」


記者
「なるほど。確かに今のユーロからは得られるものが沢山ありますよね。
そのほかに気になった点はありましたでしょうか」
トルチエ
「ウィシェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラビービーケスクセ」

ダバテイ
「何といってもサッカーに愛を感じていないアナウンサーですね。
前半2点取った所でもう『怪我の中村俊輔を温存』などとのたまってました。
彼は2点のリードがサッカーでセーフティリードだと思っているのでしょうか。
そんな話は前半にするようなものではない。
解説の武田氏はもっと厳しく言った方がいい。
それと試合後のインタビュアーですね。
あの試合で『チームが一つになった勝利』などと何故言えるのでしょうか?
勝ったからといって軽はずみに言えばいいものではない。
日本のメディアはまだまだアジア一次予選で苦戦といったところでしょうね」


記者
「……。ありがとうございました。
ところでトルチエさん、ユーロ……フランス大丈夫っすか?」
トルチエ
「アホなこというな。イタリアに勝ってガツンとイワシたる!」

ダバテイ
「決勝戦はポルトガルVSオランダが見たいですね」


 トルチエ日誌 終

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