トルチエ日誌 ワールドカップ・アジア3次予選 オマーン VS 日本
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<サッカー>日本、オマーンと引き分ける W杯3次予選試合終了 日本、アウエーでオマーンと引き分ける元日本代表監督トルチエ氏と
その通訳ダバテイ氏が繰り広げる妄想レビューコーナー。
2008年6月8日 とあるホテルの一室
記者
「トルチエさん、おはようございます。
ワールドカップ3次予選。
灼熱のアウェー戦でオマーンと引き分け。
トルチエさんの率直なご感想をお願いします」
トルチエ
「ウィ〜シェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラ」ダバテイ(通訳)
「見ているこっちも暑かったね」記者
「……。
では試合内容について詳しくお願いします」
トルチエ
「ウィシェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラ」ダバテイ
「分かっていたはずの暑さ。特に中東勢とのアウェー戦の難しさ。
それらが絵に描いたように表される重たい試合でした。
何より先制されてしまうという絶対にあってはならない展開。
これがさらに日本を苦しめました。
相手も運動量は落ちましたが、パスワークで崩したい日本にとって
嫌な時間が長すぎるのは肉体的にも精神的にもきつい。
PKという最低限の得点でしたが、よく追いついたといえます。
これもペナルティエリア付近でチャレンジした賜物。
ですが、全体的にはもっとアグレッシブに
エゴイスティックに行っても良かったと思います。
いつもそうですが引いた相手にゴール付近でフリーの選手を探そうとしてしまう。
放り込んでも弾かれるとあってはそうなるのも無理も無いですし
スペースを作ろうとする動きには賞賛を送りたい。
ですが、このオマーンなら多少ゴリ押しドリブルも効果があったと思います」記者
「なるほど。
引いてしまった相手からいかにゴールをこじ開けるのかが課題ですね」
トルチエ
「ウィシェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラ」ダバテイ
「そんなものは課題ではありません。私たちは引くような相手ではなく、
その上を目指しているのです。引いた相手から点を奪うことは
欧州や南米の強豪国と言えども簡単なことではない。
もっとも、彼らはその少ないチャンスをモノにする個人技がありますが……。
今回で言えば前半の大久保のシュート。
そして退場となったあの後半の松井のクロスのシーン。
この二つを決められるかどうかでしょうね
あとは低くて強いミドルシュートをどんどん打つ。
日本の失点もおそらくDFに当たってコースが変わったと思うのですが
とにもかくにもボールを奪われるくらいならシュートで終わること。
引いた相手にはそれも割り切っていかないとダメでしょうね。
よくどこかの解説者がセットプレーでの得点ばかりの際、
『流れのなかでぇ〜点がとれて無いですからぁ〜』
などと言っておりますが、こういう時は流れや形はド返しなのです。
どこかで恋愛の旅に出掛けていた青年も言ってました。
泥臭くていい。一点が欲しいんです。ま、彼はフラれましたが」記者
「あいのりかよ……。
ところで気になった選手はいかがでしょうか」
トルチエ
「ウィシェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラ」ダバテイ
「PKでの遠藤は足に目がついています。
そしてPKのお返しをされた楢崎は手に目がついています。
ま、そんなことより今回ばかりは監督采配に苦言を。
大久保はもっと早い段階で山瀬にスイッチするべきだった。
後半同点に追いついてからでも良かったのではないでしょうか。
とにかくチグハグでしたね」記者
「特別に悪くない時に代えることはなかなか難しいところですね。
そのほかに気になった点はありましたでしょうか」
トルチエ
「ウィシェトトプテュルテュルドゥドゥドゥ・・
ティユティケスクセドゥドゥチョコラビービーケスクセ」ダバテイ
「何といっても大久保がレッド退場になった時の執拗なVTRですね。
その昔、川田利明が三沢光晴の顔面に放っていたような、
相手キーパーのわき腹へのサッカーボールキック。
そのシーンを何度も何度も『これ!これがレッドなんですよお客さん!』
と言わんばかりのスイッチワーク。
いやはや、実に微笑ましいです」記者
「……。ありがとうございました。
ところでトルチエさん、いよいよユーロ2008が開幕しましたね。
もちろん全試合観戦ですか?」
トルチエ
「そうやね、フランスも応援せんとあかんし、毎晩眠れぬ夜が続きそうやわ」ダバテイ
「基本的にはポルトガルの試合だけ生観戦します」 トルチエ日誌 終